最近、交換相手とのマッチングが以前と少し変わったと感じていませんか?マッチングする機会は減ったものの、交換が成立する可能性はぐっと高くなっています。それは気のせいではありません。今回は、交換プラットフォームにこれまでで最大のアップデートを行った背景と、なぜこのような仕組みにしたのかをご紹介します。
課題:一方通行のマッチング
これまで、WeCardのマッチングアルゴリズムは一方向にしか機能していませんでした。あなたのウィッシュリストをもとに、欲しいカードを持っているコレクターを探す仕組みです。一見シンプルですが、相手側の希望までは考慮されていませんでした。
何か月も探し続けていた念願のカードを持つ相手とマッチングしても……結局、交換には至らない。返事が来なかったり、断られたりすることもありました。なぜなら、あなたが相手の欲しいカードを持っているとは限らなかったからです。相手からすれば、交換するメリットのないオファーだったのです。
こうした声は、皆さんから何度も寄せられていました。「交換を承諾してくれる相手を見つけるのは、まるで宝くじを当てるようなもの」と感じ、交換自体をやめてしまったという方もいました。そのフィードバックを受け、私たちも問題の大きさを実感しました。交換がなかなか成立しないのでは、交換プラットフォームとして十分に機能しているとは言えません。
解決策:双方向マッチングの導入
リバースマッチングは、その名のとおり「逆方向」からも条件を確認する仕組みです。マッチング候補を表示する前に、アルゴリズムが双方のウィッシュリストをチェックするようになりました。
- 相手のコレクターは、あなたが欲しいカードを持っている? ✔
- あなたは、相手が欲しいカードを持っている? ✔
両方の答えが「はい」の場合にのみ、マッチングが成立します。私たちはこれを「パーフェクトマッチ」と呼んでいます。つまり、マッチングした時点で、お互いに欲しいカードを持っていることがわかるのです。
もう、返事が来るかわからないオファーを送り続ける必要はありません。自分には関係のないオファーが届くこともありません。
そしてもちろん、パーフェクトマッチはすべてのユーザーが利用できます。Premium限定の機能ではありません。
マッチングに時間がかかるようになった理由
ここが少しわかりにくく、戸惑った方もいたようなので、詳しくご説明します。
交換相手を探すと、プラットフォームが条件に合う相手を検索し、マッチングします。以前のアルゴリズムでは、ほとんどの場合すぐに相手が見つかりました。しかし、そのマッチングで確認されていたのは一方の希望だけ。そのため、実際には交換につながらないケースが多くありました。
新しいアルゴリズムでは、マッチングの条件をより厳しくしています。お互いが相手のカードを欲しい場合にのみ、マッチングが成立します。 条件が厳しくなった分、検索しても相手が見つからないことが以前より増えました。そのため、「不具合では?」と思った方がいたのも無理はありません。
でも、これは不具合ではありません。交換につながらないマッチングがなくなったのではなく、最初から皆さんに表示しないようにしたのです。
こう考えてみてください。以前の仕組みは、すぐに「交換できるかも」という相手を提示していました。新しい仕組みは、「交換できない」相手を提示するくらいなら、何も表示しないことを選びます。
検索結果がゼロになる理由
検索しても相手が見つからない場合、主に2つの理由があります。
まずは、カードのレア度です。ウィッシュリストにレアカードやヴィンテージカードが多い場合、そもそもそのカードを持っているコレクターの数が限られます。さらにパーフェクトマッチが成立するには、その数少ないコレクターの中に、あなたのコレクションにあるカードを欲しがっている人がいなければなりません。探しているカードがレアであるほど、双方の希望が一致する可能性も低くなります。
もうひとつ、知っておいていただきたいのが検索の仕組みです。1回の検索で、プラットフォーム上のすべてのコレクターと照合しているわけではありません。誰もがスムーズにマッチングできるよう、1回の検索ではコレクター全体の一部を対象にしています。そのため、数分後にもう一度検索するだけでも、前回は検索対象にならなかった相手が見つかる可能性があります。結果が空だったとしても、それは「今回は見つからなかった」というだけで、「今後も絶対に見つからない」という意味ではありません。
相手が見つからなかったときは、ぜひ時間を置いて何度か検索してみてください。コレクターが新しいカードを手に入れたり、交換を成立させたりするたびに、コレクションやウィッシュリストは常に変化しています。そして、検索するたびに新たなマッチングのチャンスがあります。
自分のウィッシュリストを充実させ、常に最新の状態にしておくことも大切です。欲しいカードの選択肢が多いほど、相手との希望が重なる可能性が高まり、パーフェクトマッチのチャンスも広がります。
エンジニアリングの裏側
1人分のウィッシュリストを確認するのは簡単です。しかし、これほど多くのコレクターがいるコミュニティ全体で、お互いの希望が一致していることを確認するとなると、処理ははるかに複雑になります。単純にこの仕組みを導入するだけでは、検索のたびに長い時間がかかってしまいます。
そこでリバースマッチングの導入に先立ち、エンジニアチームは数週間をかけてマッチングエンジンそのものを再構築し、最適化しました。その結果、従来の一方向のマッチングよりも多くの条件をチェックしているにもかかわらず、マッチング処理は以前と比べて約95%高速化しました。
このパフォーマンス改善があったからこそ、リバースマッチングを実現できたのです。どれだけ賢いマッチングでも、相手を見つけるまでに時間がかかりすぎては意味がありません。
それでは、WeCardの交換をお楽しみください。皆さんにたくさんのパーフェクトマッチが訪れますように!

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